コミュニケーションの話

最近の投稿がただの日記と化していたことに気づいたので、軌道修正します。

グラスゴーの人々は、ややなまった英語を話すと一般に言われているかと思います。

日本でいう所の方言みたいなものが英語にもあるんですね。

 

事前情報としては口をあまり開かず、早口にしゃべる人が多いという話を聞いていました。

実際の所、そういった話はおおむね本当です。ロンドンに行った際、グラスゴーの人と比べて発音がとてもはっきりしていて聞き取りやすく、驚きました。

最初にスーパーマーケットで買い物をした際には店員が何を言っているのか全く理解できず、ビニール袋が必要か否かを聞かれていると理解するのにさえ苦労しました。もっとも、今ではそうした習慣を知ってスムーズにやり取りできるようになりました。

ちなみに、ビニール袋は無料みたいな感じで案内してくるように感じますがきっちり料金は加算されていますのでお気を付けください。買い物袋を持参すべし。

 

一つ一つの発音が明瞭に分かれているわけではないので、1つの単語がどこまでなのか、というのを捉えるのに苦労しますが店員との会話なんてバリエーションはたかが知れてますので何度かやっているうちにできるようになります。

何度も経験した例としては料理にケチャップやマヨネーズをつけるか否か、という質問です。日本ではなかなか聞かれないものですし、「ケチャップ」「マヨネーズ」の発音があまりにも違いすぎて全然わかりません。ハンバーガーショップ等では聞かれることを想定しておいたほうがいいと思います。

 

話すほうですが、日本人の発音でもだいたい聞き取ってくれます。たどたどしかったり、文法がめちゃくちゃだったりしようとも何とか察してくれます。日本に来た外国人の相手をするのと同じ要領ですよね。特に心配いりません。ただ、パブに行った時に「beer」(ビール)と「bill」(領収書)は間違えられました。RとLの区別は非常に難しいです。意識して区別するか、別の表現をするか、という対策が必要です。

 

ただ、基本的には優しいです。硬貨の区別なんかも時間がかかるのですが、店員も並んでいる人も気長に待ってくれますし、「留学生?日本人?」といったちょっとした声かけをしてくれる人もいます。こちらがわからなそうな顔をしていればわかりやすく言い換えてくれます。なので、まずは声をかけたり、自分のほうから積極的に声かけをしてみるのが良いです。英語の練習にもなりますし。優しく相手をしてくれるはずです。そんな経験が積み重なって、自分の英語は通用する、という自信が持てるのだと思います。