Chat Club に行った話
Chat Club というとなんだかいかがわしく聞こえますね。気のせいでしょうか。
さすがに異国の地でソウイウ場所に行く勇気はない(日本にいてもない)です。
そうではなくて、Chat Club というのはれっきとした大学内のイベントです。昼休みにcommon room という部屋で、学生同士気楽におしゃべりしよう、という趣旨のもの。参加は自由ですし、成績等にも何ら関係ありません。
紅茶やコーヒー、お菓子も提供されます。もちろんタダ。
この時期の大学は基本的に夏休みで、留学生がメインになります。そこに大学のスタッフや大学院生もちらほら、といった感じ。
つまり、留学生同士、気楽なおしゃべりという形で英語を実践的に使う機会を設けよう、ということなんですな。
これまではあんまり行ってなかったんですが、最終プレゼンのためにアンケート取ったりする必要が出てきたので、最近行くようになりました。
留学生は国籍も年齢もバラバラなので、その時点で驚きがあります。中国人留学生はもう飽きるほど見ましたが、ルクセンブルク人には初めて会いました。20そこそこに見えるような隣に座った人が実は32歳だったり。
ですが、みんな本当に優しい、温かい人柄です。僕のたどたどしい英語でも理解して、話を広げようとしてくれます。しかも自分だけが話すのではなく、みんなが会話に加われるような配慮も忘れない。
日本人であることを話すと、日本食の話が受けがいいです。こちらの食事は健康的ではない、という共通の認識があるので、日本食のイメージはすごく良いみたいです。他にも、日本とグラスゴーの差異についての話は広がりやすい感じ。満員電車とか、まずこちらでは経験しなさそうなので。
あと、アンケートの配布を通して、勉強している分野についても聞かれました。学部生の留学生は珍しいらしく、驚いたようなリアクションをされます。社会学を専攻している人にはまだ会ってないのですが、英語で議論などされたらどうしようかとおびえています。ないかな。笑
Chat Club に参加することで、かなり英語を話すことに抵抗がなくなってきたように思います。スキルとしては大して変わってはいないと思いますが、伝わる、という成功体験は大きな自信になるものです。気持ちが前向きになることで話す回数も増え、さらに上達する、という好循環になるといいな、と思っています。今後も参加し続けることでしょう。