博物館の話(2)

今日は大学の敷地内にあるハンタリアン美術館・博物館に行ってきました。

僕の参加しているカリキュラムには週に1回、Sightseeing Trip という時間があって、いろいろな博物館とかに行く時間になっています。で、授業の中で関心を持った展示品についてのプレゼンをします。

 

koba1020glasgow.hatenablog.com

 この記事で書いているのも、この時間を利用していった博物館です。

 

さて、今週の行き先はハンタリアン美術館・博物館。大学図書館の隣にあるのが美術館になります。

それほど広くはないですが、スコットランドにゆかりのある画家の作品や、グラスゴーを美術界で一躍有名にしたGlasgow Boys の作品が多く展示されています。あまり美術には詳しくないのですが、テクニックではなく印象を大事にした自然なタッチの作品が多いように思いました。

隣のスペースにはグラスゴーで最も有名な建築家であるチャールズ=マッキントッシュの自宅を移設・再現したマッキントッシュハウスがあります。白を基調にしたインテリアで、とても綺麗です。ただ、あまりにも綺麗すぎて僕自身はあまり住みたくないな、と感じました。笑 

通りを挟んで反対側のキャンパスには博物館があります。

ところで、一橋大学もそうなんですが、どうして道路でキャンパスを分断するのでしょうか。移動が不便になることが明らかなんですけどね。信号待ちも多くなるし。グラスゴーの学生は隙あらば信号無視していきますが。笑

博物館です。W=ハンタリアン博士のコレクションということで、化石や標本、古代ローマの遺跡の一部や実験道具など、展示品の分野は非常に多彩です。グラスゴーに落ちた隕石の破片などもあって驚きました。

中でも衝撃的だったのは、奇形で生まれてきた動物の標本です。1つの体に頭が2つあったり、1つの頭に体が2つあったり。結構ショッキングでしたが、同時に神秘性も感じました。どうしてこういう生まれ方が起きうるのか、とても不思議に思います。

 

両方合わせて2時間あれば十分に堪能できると思います。例によって基本的に無料なので、大学の雰囲気に触れられるという点も含めておすすめです!