博物館の話
今日でまた1週間が終わりました。先週に比べるとあっという間でしたね。
今回は、博物館や美術館のことについて書いていこうと思います。
グラスゴーの中心部にはいくつかの博物館や美術館があり、多くは徒歩でも行ける範囲内に集まっています。1日で全部を回ろうというのはさすがに無謀ですが、1日に3か所ぐらいなら回れるように感じます。
以下、これまでに訪れた博物館や美術館の写真です。
ケルヴィングローブ博物館・美術館
博物館と美術館がセットになっています。1階が主に博物館、2階が主に美術館となっているように感じますが、厳密に区別されているわけではないようです。展示品のジャンルは非常に幅広く、恐竜の化石があったり、古代の道具があったり、本当に様々です。美術品では、ダリの描いた『十字架の聖ヨハネのキリスト』がメインになるようです。3時間ぐらいあれば十分に楽しめるといった感じでしょうか。
続いてはリバーサイド博物館です。
こちらは交通関連の展示がメインテーマになっています。世界最古とされる自転車の展示や、馬車・自動車・汽車などがあり、自由に見たり、場合によっては触ったり乗ってみたりすることもできます。
この他にも。聖マンゴ宗教博物館には世界各地の宗教にまつわる展示があったり、グラスゴー大学の敷地内にはハンタリアン美術館があったりします。ここまで挙げた場所はすべて徒歩圏内で、散歩にちょうどいい感じです。
博物館や美術館のスタンスも、日本とは大きく異なります。
まず、基本的に入場無料です。可能な範囲で寄付をしていくスタイルです。非常にうれしいですね。日本だと入場料の分楽しまないと、という気持ちが発生するところ、こちらでは気軽に楽しむことができます。ふらっと来てふらっと帰れます。寄付も、このスタイルなら気軽にできますし、小銭で重くなった財布を整理するというような使い方もできそうです。
また、写真撮影も基本的に自由のようです。案内表示などで確認すべきかとは思いますが、上の2件は自由でした。また、展示物との距離が近いように感じます。これはかなり良い感じがしました。美術品をより身近に感じることで、印象なんかも変わってくるように思いました。
それから、日本のように決まった順路がありません。本当に自由に見て回ることができます。自由度という点では良いのですが、日本の展示スタイルに慣れていると、無秩序に思えるような展示の順序に混乱するかもしれません。これは好みの分かれそうな所です。
こんなところですかね。基本的なスタンスとして「博物館や美術館はリラックスして楽しむもの」という気持ちがあるように感じます。
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